頻発する誤認逮捕についての会長声明

大阪府警において、誤認逮捕が相次いでいる。本年4月1日以降9月末日までの新聞報道に限っても、以下のような事例が報じられている。

 

4月17日、高槻署は、大阪府迷惑防止条例違反(痴漢)事件で、被害者の説明をもとに男性を現行犯逮捕したが、35分後に男性を釈放した。被害者は犯人を追跡したのち一度見失っており、男性を現行犯逮捕できる状況はなかったことが判明したとのことである。

 

4月24日、北堺署が盗品の給油カードを使ってガソリンを給油したとの窃盗事件で逮捕し、後に起訴された男性の無実が判明し釈放された。北堺署は、ガソリンスタンドの防犯カメラ映像の設定時刻のずれを正確に補正しないまま男性を犯人と決めつけて逮捕していた。弁護人の調査によって設定時刻のずれが明らかになり、裁判所が勾留を取り消すまで、男性は実に85日間にわたり身体を拘束された。

 

6月26日、泉南署は、日本国内においても有効な台湾の運転免許証を携帯していた女性を無免許運転と誤認して現行犯逮捕したが、40分後に誤りに気づき、女性を釈放した。

 

8月12日、浪速署は、大阪府迷惑防止条例違反(痴漢)事件で、被害者の女性の説明を根拠に男性を現行犯逮捕したが、翌日になって防犯カメラに写っていた犯人の服装と男性の服装が全く違っていたことが判明し、男性を釈放した。

 

9月14日、河内長野署では、下着窃盗の事件で、男性が所持していた下着が被害品の下着と同じであるとして男性を逮捕したが、捜査の結果下着のメーカーが異なることが判明し、釈放した。

 

逮捕及びそれに続く身体拘束は、重大な人権侵害を伴うものであり、誤認逮捕によってえん罪被害者が被る不利益は甚大である。それにもかかわらず、大阪府警において、このように誤認逮捕が頻発していることはきわめて深刻である。

 

これらの誤認逮捕に至った原因には事件ごとの状況があるとはいえ、現場の捜査官に逮捕が重大な人権侵害を伴うものであるという基本的な認識が不足していたため、安易軽率に逮捕がなされたものというべきである。特に、北堺署の事例では、客観的証拠の精査という捜査の基本中の基本がないがしろにされ、身体拘束の上で「自白」を得ようとする自白偏重捜査の結果、事件とは無関係な男性が、逮捕勾留のみならず起訴までされた上長期間にわたり身体拘束をされるという取り返しのつかない結果を招いている。

 

当会は、大阪府警に対し、これら誤認逮捕の原因について、徹底した検証を行うとともに、捜査に携わるすべての署員に対し、人権意識の再確認、捜査基本の徹底等を図ること、そして、今後二度と誤認逮捕による人権侵害が行われることがないよう、十分な再発防止策を確立することを求める。

2013年(平成25年)11月1日

大阪弁護士会

会長 福 原 哲 晃

www.osakaben.or.jp/speak/db/pdf/…/oba_spk-40.pdf

 

 

2013年(2年前)に大阪弁護士会からこのような声明が発表されてたんですね~。大阪府警は何か変わったんでしょうか。私は何も一切変わっていないと思いますが。

>逮捕及びそれに続く身体拘束は、重大な人権侵害を伴うものであり、誤認逮捕によってえん罪被害者が被る不利益は甚大である。それにもかかわらず、大阪府警において、このように誤認逮捕が頻発していることはきわめて深刻である。

ほんとその通り。不利益は甚大なんですよ。でも警察はそういうことは一切考えてないでしょうね。

 

 

>現場の捜査官に逮捕が重大な人権侵害を伴うものであるという基本的な認識が不足していたため、安易軽率に逮捕がなされたものというべきである。

人権侵害を伴うという認識もないでしょうね。ほんと安易軽率という言葉がよく似合いますね。

 

 

>特に、北堺署の事例では、客観的証拠の精査という捜査の基本中の基本がないがしろにされ、身体拘束の上で「自白」を得ようとする自白偏重捜査の結果、事件とは無関係な男性が、逮捕勾留のみならず起訴までされた上長期間にわたり身体拘束をされるという取り返しのつかない結果を招いている。

証拠の精査もしないとはどういうことでしょうか。精査するの面倒なんですか?あ~自白させればいいという考えなんでしょうね。自分達が逮捕した人間が誤認でもなんでもいい、とにかくこいつを有罪すること!ね~誤認だったら大変なことになりますもんね。虚偽でも自白を得れれば完全に有利ですもんね。だから人権侵害の言葉を吐いて虚偽の自白をさせようとするんですよ(北堺署ガソリン誤認逮捕事件での取り調べ)。
犯人をデッチ上げるのは簡単です大阪府警の「誤認逮捕」被害者男性の告白2013年09月03日(火) 週刊現代

大阪の誤認逮捕国賠訴訟「捜査尽くさず違法」 検察と警察に責任…621万円支払い命じる 大阪地裁
2015.6.15 16:47 産経ニュース

誤認逮捕の裁判で異例の判断!警察、検察を批判したワケ NAVERまとめ

大阪地裁、誤認逮捕で賠償命令 国と府に620万円 2015/6/16 1:39 日本経済新聞
取り調べで警察官が「汚れた手で子供の頭をなでてあげられますか」「ずっと悪人でいくのか」と発言

 

 

>当会は、大阪府警に対し、これら誤認逮捕の原因について、徹底した検証を行うとともに、捜査に携わるすべての署員に対し、人権意識の再確認、捜査基本の徹底等を図ること、そして、今後二度と誤認逮捕による人権侵害が行われることがないよう、十分な再発防止策を確立することを求める。

無理です。捜査に携わるすべての署員に対し、人権意識の再確認、捜査基本の徹底等を図られていたら、自分を騙して交番まで連行するようなことはなかったはずです。アホみたいな証拠にもならない証拠で(ただチェックの服を着ていたというだけで騙されて交番まで連れて行かれ(被害者とされる女性の前まで連れて行かれ)、「すみません後ろを向いてください」と言われ後ろを向き犯罪者かどうチェックされる)所謂「面通し」というやつです。

 

誤認逮捕された人間の不利益なんか考えてもないでしょう。とにかく被害者の前まで連れていって「面通し」させればそれでいい。あとは被害者に任せる、そんな感じでしょうね。それがどれだけ国民、市民とって危険なことか、人生が暗転する分かれ目なのか理解できませんか。認識できませんか。被害者はロボットなんでしょうか。アンドロイドなんでしょうか。DNAや指紋なみに記憶が完璧なんでしょうか。

 

我々国民、市民と警察の認識は180度違うと思います。警察はこちらの人権とか誤認逮捕された場合の重大性とかを考えていないと思います。犯人を逮捕した、事件を解決した、要するに自分達は仕事をした、当たり前の行動をしたという認識なんでしょうね。自分達が誤認逮捕をするかもしれないという考えは一切ないんでしょうね。だから、あのように証拠にもならない証拠で人を騙して交番まで連れて行き犯人かどうかチェックさせたんでしょうね。

 

あの警察官の思い込みは本当に危険です。チェックの服なんかいっぱい売ってますよ。ユニクロ、イオン、西友、しまむら、ブランドショップ他諸々、何を当たり前のように被害者の前まで連れて行ってるんですか。もう次回から警察には一切協力しません。国民の当たり前の権利を行使したいと思います。任意の範囲は全て協力しません。

こちらが警察官に協力するとさらに一歩押してきます。こちらがそれに協力して応えるとさらにまた一歩押してきます。最後には犯人かどうかチェックされましたとさ。もしかしたら誤認逮捕されていたかもしれません。そうならないためにも一切協力しないことだと思います。当然、ビデオカメラでの録画、ボイスレコーダーでの録音は必ずします。